上級管理職研修

以前にも上級管理職研修について少しお話しさせていただいたことがありますが、今回のものはそれとは違う管理職研修を例としていますのでご注意ください。
今回取り上げる上級管理職研修は、管理職にあるべき役割を再度自覚し、具体的な業務向上のための案を考え実行する力を備えることを目的としています。
あらゆる企業で導入されている研修内容で、この研修のおかげで多くの管理者からマネジメント姿勢に対して変化が実感できると評判です。

【内容】

①講義・部長に求められる今後の使命。
 ・・・行動になかなか移せないのは何故か。

②実習・壁を乗り越える・その1
 ・認識(企業の環境変化と、それに対応する方法)
 ・判断(正否の判断と、そこから考えられる具体策)

③講義・部下を変えるためには
 ・・・まず部長自身が変わることの意識・行動改革。

④実習・壁を乗り越える・その2
 ・行動・起こすべき行動の計画→発表

⑤討論・壁を乗り越える・その3
 ・継続・意思表示をして明確にする。

以上の内容で、上級管理職研修に要する日数は2日間。
時間にして、計13時間ほどとなります(休憩を除く)
講義と実習を交互にとりいれているので、耳にしたことを即座に試せる、実践的な管理職研修といえるでしょう。
研修の時間内には、これらの内容の他に講師による講評や感想文の作成などもあるので、事業に活かせることはもちろん、次の管理職研修へと繋げられることも期待されることでしょう。

日清食品の新任管理職研修

・・・今回は趣向を少し変えて、有名企業の管理職研修についてお話してみます。

その筋では有名は話ですが、日清食品の場合。
こちらの企業で2003年から行われるようになった新任管理職研修は、なんと無人島で行われるのだとか!
無人島なんかで何をもってして管理職研修とするのかというと、登山を4時間、テントを設営し露営、そして日清食品の代表商品であるチキンラーメンを食べるという・・・
ちなみに、その管理職研修を行っているあいだ、自分たちで調達する水を除けば、食べるものはチキンラーメンだけと指定されているのです。

このような異色の管理職研修。
いったい何を目的としているのでしょうか。

それは、「骨太の管理職」を育成すること。
無人島で過ごすということは、身体的にも精神的にも強靭でなくてはいけません。
そういった状況に負けることのない精神力を宿すために修行し、成長を目指すのだとか。
そして、決め手はチキンラーメン。
日清食品の代表商品であるこれを食すことで、インスタントラーメンの価値を再認識しようということだそうです。

以前は無人島で行われたこの新任管理職研修ですが、最近はとある山中の禅寺で実施されているようです。
無人島に代わって禅寺で行われる管理職研修の内容は、座禅、写経、そして滝業での修行。
・・・確かに、これは精神的に強くなれそうですね。

無人島というのは極端な例かもしれませんが、別荘での集中講習だとか自衛隊の体験入隊といった「鍛える」ことを目的とした管理職研修は珍しくありません。
実はこれらを管理職研修として行っている企業は多々あるのですよ。

管理職研修講座

今回ご紹介するのは、管理職研修・・・ではなく、管理職研修の講座となります。
管理職研修について奥深く学ぶ講座なので「エグゼクティブ講座」と称されることも。
管理職研修講座の対象となるのは、当然管理職の方・トップマネジメント・マネージャーなどです。

この研修(講座)の概要は、主にプロジェクトマネジメントについて学ぶことです。
現代における世界的な動向をとらえつつ、実践的かつ効果的なプロジェクトマネジメントについて考えていきます。
中でも、動向を知るということに対して、この研修(講座)は特徴があります。
プロジェクトマネジメントについて原理や原則の本質を理解し、それによる動向把握、その結果として会社・企業への導入や進化の方向などを考察していきます。
管理職研修講座の目的を簡潔に述べると、以下のとおり。

・現代におけるプロジェクトマネジメントについて、本質を理解する。
・プロジェクトマネジメントに関して、世界的に視野を広げてその動向を把握する。
・会社におけるプロジェクトのサポートについて、効果的な方法を学ぶ。

【研修内容例】

①現代におけるプロジェクトマネジメントの本質について
②プロジェクト成功、および失敗した場合の原因分析
③プロジェクトマネジメントに関することの、世界的な動向を把握
④プロジェクトマネジメントの成熟度をモデルに表してみる
⑤プロジェクトを成功させる(またそのための確立をあげる)ためにすべきこと
⑥プロジェクトマネジメントオフィス(PMO)

管理職の役割と研修

管理職に求められる役割というものは、おそらくそれぞれの企業によって変わってくるものでしょう。
IT職の管理職ならIT職なりの、製造職の管理職なら製造職なりの、それぞれの管理職の役割というものがあるかと思います。
しかしどのような企業であれ、共通して必要とされるものが、部門ごとの成果を継続的に上げられることではないでしょうか。

成果を上げるには、上司一人の力では当然不可能です。
数々の部下と、それらをまとめて引っ張って行く上司(管理職)あっての目標といえるでしょう。

それができる管理職が理想であると考えると、当然その方法を学べる研修が理想の管理職研修であると考えられます。
とある管理職研修では、上司一人で成果を出そうとした場合と、部門の全員で成果を出そうとした場合の違いから説明されています。

例えば、上司一人での場合。
一時的には成果が上がりますが、一人きりの力であるため、それは継続には繋がりません。
逆に全員で協力した場合。
全員で行うということは、部下のやる気が上がり、それぞれの能力の向上にも繋がります。
それにより一人一人の成果が上がり、それが部門の成果となります。
また一人きりで行うのではなく、力を合わせる仲間がいるため、継続的に行われるというわけです。

これから研修を受けようと考えている管理者のあなた。
あなたは、どのような管理職を理想として、研修の受講を考えていますか?
自分だけの力で成果を上げられる管理職ですか?
それとも、部下とともに成果を上げられる管理職ですか?

「継続は力なり」というように、なによりも大切なのは今後も成果が続いていくことです。
そのための、先を見越した研修を選んで受けたいものですね。

管理職の意識改革研修

ここ近年、あらゆる企業の間で頭を悩ませる問題となっているのが、新入社員の退職です。
厳しい就職活動を乗り越えて就職できたにも関わらず、入社してから3年とたたないうちに退職してしまう者が3割以上いるというこの現状。
この現状を防ぐ様々な方策が考え出されていますが、早期離職の主な原因は人間関係であるため、根本の解決に取り組まないことには現状回復には繋がりません。

人間関係の向上には管理職の力量が試されます。
今回ご紹介する管理職研修は、上記の新入社員の早期離職という現状を打ち砕くべく考えだされました。
知識や能力とはまた別の視点から、人間の在り方という問題に取り組みます。

この管理職研修は、NLP理論と、サイコ=サイバネティクスという理論をベースにしています。
どちらも人間の心理を上手く利用した、人どうしのふれあいに関するワークショップなので、体験型の研修であり、また楽しんで学ぶことができます。

担当の講師はどちらも心理学に携わる方々で、心理相談員やNLPカウンセリング、産業カウンセラーなどの資格を有していらっしゃいます。
また、カウンセリングや心理学の講座をいくつも開講していて実績も豊富。
多くの企業や官庁へもビジネスコミュニケーションの研修に赴いています。

新入社員の早期退職に頭を悩ませている管理職の方はもちろん、職場やそれ以外での人間関係の改善に努めようとしている方なら、どんな方でも参加して損はない研修となっています。
組織を円滑に動かすのはよりよい人間関係です。
そのための、心理学の観点から見た組織運営の方法を学んでみませんか?

指導・育成コース

この管理職研修は、部下や社員の育成に携わる管理者や中堅社員を対象にしたコースですが、指導・育成といっても、社員の個性を活かすというところに重点をおいています。
個性を活かすということは、社員に自信ややる気を持たせて長所を伸ばすということです。
こうして個々の能力を最大限に引き出して活用することは、事業のよりよい展開、ひいては企業の拡大にもつながります。
目標は、当然のごとく以下のとおりです。

・OJTについての基礎的、専門的な知識を学び、習得。
・コーチングやNLPセミナーによる部下や社員の育成指導。
・部下の能力を活かすための、人の見方の取得。
・部下や社員との間に信頼関係を築き、職場の活性化を図る。

【内容】

①基本的な指導・育成方法
 ・指導の目標、及び課題
 ・指導内容と実践方法
 ・指導と育成の流れ

②OJTとNLP
 ・OJT、NLPとは?
 ・OJTの理論
 ・実践で試すOJT

③コーチングについて
 ・コーチング概要
 ・コーチングロールプレイ

④OJT実施の計画を立てる
 ・計画書の作成
 ・効果の確認

管理職に必要なのは、部下の個性を活かし能力を最大限に活用する能力ですが、そのためには部下との間に信頼関係がなくてはなりません。
それができる管理者こそ、真のリーダーであるといえます。
この管理職研修は、企業という場に限らず、どのような場面でも活用できるということで好評だそうです。
また、OJTの計画書も実際に活用できるものなので、けっして無駄にはなりません。

コーチング・スキル実践コース

コーチング・スキル実践コースは、ライン管理者やチームリーダー、プロジェクトリーダーを対象とした管理職研修のコースです。
ライン管理者、チームリーダー、プロジェクトリーダー・・・これらの人々は、ストレスやプレッシャーのかかりやすい仕事をしている人々を育成し、支援する立場にいます。
それらを踏まえて、この研修では次のようなことを目標としています。

・部下やチームメンバーからの信頼を得ると同時に、自己改善のきっかけを掴む。
・業務遂行方法の改善に努めるメンバーを、コーチングやNLPセラピーによって助力する。
・GROWモデルを使用した対話で、コーチングを効果的に進める。
・個人、チーム、組織、というそれぞれの規模においての変革をコーチングをとおして目指す。

【内容例】
内容はコーチングやNLPの実践を主としています。
講師もコーチングのプロやNLPビジネスコンサルティングを迎えての、本格的なものとなっています。
①変革に臨むにあたって
②自覚とオーナーシップを促すコーチング
③コーチングの阻害要因について
④コーチングの指針とは
⑤コーチング演習
⑥実践方法について

GROWモデルとはコーチングを進めるにあたってのステップです。
目標・・・Goals
現実・・・Reality
選択肢・・・Option
決意・・・Will
これらの頭文字をとってこの名がつけられました。

この管理職研修は、企業で実践できるGROWモデルをはじめとしたコーチングやNLPを学ぶ場でもあります。
ここで習得した能力の有益さは、実際に参加した管理者の方々が以下のように実証済みです。
・「指導的」ではなく、「支援的」な行動によるリーダーシップを習得できた。
・実際の課題をコーチングして解決できたため、自信がついた。
等。

人事労務問題への対応方法

人事労務問題は、管理職において直面しやすい問題のひとつです。
それでいて、社内やチーム内に影響を及ぼしやすい問題であるため、慎重に対応しなくてはなりません。
この管理職研修では、そのための対応方法や人材セミナーの進め方などを学びます。
また、人事労務問題から関連して、よりよいチームワーク作り、プレゼンテーションやディベート進行のスキル、さらにはご自身のリーダーシップの向上も目的のひとつです。

【内容例】
人事労務問題についての管理職研修では、多くの場合が実際に起こり得る問題を講義で取り扱っています。
例えば、数人で構成されるグループをいくつかに分け、それらグループに個別に問題を与えます。
グループのメンバーは与えられた問題について検討を重ね、導き出した解決方法を発表します。
その後、その方法についての質疑応答がされ、最後に講師からの講評を受けるという流れです。
この研修で扱われる実際に起こり得る問題には、以下のものが例に挙げられます。

①時間外労働を拒む社員への対応方法
社員に残業を命じるのはどんな場合か?
そして、どのような理由で社員に納得してもらうか。

②遅刻や欠勤が多い社員への対応方法
口頭で注意するだけでは効き目がない場合の対応方法は?

③職場のメンバーと協調しようとしない社員への対応方法
注意しても改まらない場合の対応方法は?

これはほんの一例で、テーマや講師の専門によってかわることがあります。
また、人への対応方法に関連して心理学を応用した研修や、NLP(神経言語プログラミング)を取り入れた管理職研修もあります。
中でも、NLPトレーナーをむかえての管理職研修は、実際の組織運営においてもよりよく活用できると評判のようです。

新任管理職研修

以前ご紹介した新任管理職研修について、もう少し詳しくご紹介いたします。
新任管理職研修で学ぶことは、マネジメントスキルでももっとも基本的なことです。
多様なマネジメントスキルの中でも「目標の管理」「リスクの管理」「部下の指導」という、基本中の基本であり、またもっとも直面しやすい実務に対応する能力の強化を目指します。
そこから業務のプロセス管理やマネジメント力を向上させることが目的です。
また、研修を受けることによって管理職としての自覚を促します。

【プログラム例】

①管理職に必要な役割について
 ・役割の理解と多面的な視点

②部下の指導や教育研修の方法
 ・部下のタイプに合わせたリーダーシップスタイルの確立
 ・褒めることの効用と理解
 ・叱ることの効用と理解

③業務プロセスの管理
 ・仕事の進め方や考え方、及びPDCA

④目標の管理
 ・目標達成への方法
 ・目標管理シートの作成方法と例

⑤リスクの管理
 ・リスク管理のおさえるべきポイント
 ・リスク管理シートの作成方法と例

⑥全体のまとめ

この研修で作成する目標管理シートやリスク管理シートは、実際の業務においても使用できるものです。
管理職研修はこのように参加者それぞれの業務に役立てるための内容やプログラムを用意しています。
また、この研修に限ったことではありませんが、内容のカスタマイズが可能となっています。
参加者の企業研修方法や方針などはさまざまなので、そのためにカスタマイズ、あるいは講師の選定がされるのです。

自己分析研修

今回は管理職研修のプログラム例をご紹介します。
以下の研修は、自己分析をテーマとした管理職研修です。
自分自身を振り返り、その行動パターンからよりよい組織や事業の展開方法を見出すことを目的としています。

①事業のおかれた環境の変化と、管理者が必要とする対応力について
 ・現代社会に求められていることとは?
 ・変えるべきことと変えてはいけないこと
 ・組織のためにしなくてはいけないこと
 ・必要とするものに対し、何を捨てるべきか
 ・管理者としての在りよう
 ・時代に対応した自分の変化

②組織が掲げる目標と達成について
 ・組織の目標と、個人の目標
 ・目的の意味と各部門の役割

③管理職に必要なコミュニケーション力とリーダーシップについて
 ・リーダーシップの必要性
 ・コミュニケーション力の確認

④部下の育成と指導
 ・チーム力のアップにつながる部下の指導
 ・マネジメントにおいて重要な部下の育成と指導

この研修ではワークシートを使用したセルフチェックの後に、グループ討議を中心として進められます。
ワークシートの中にはさまざまなケースを想定した場合の行動を計るものもあり、グループ討議ではそのケースの対応のしかたを話し合います。
グループ討議をすることによって、自己分析を進めると同時に、コミュニケーション力やプレゼンテーション力をつけます。
この管理職研修における狙いは自己を理解することだけではなく、それぞれの発想力を深めることも目的としています。
参加者全員と講師を交えた全体での言葉のキャッチボールを重視した管理職研修です。