管理職マスター研修

久しぶりに、管理職研修の内容例をご紹介したいと思います。
以下は、管理職の基本に戻ってマネジメント能力を始めとした各種スキルを学べる研修で、最長24日をかけてじっくりと学習できるよう研修プログラムが構成されています。
管理職の任に就いて久しい方でも、年月を経るうちに“慣れ”だけで業務を進めてしまうことは珍しくありません。
ときおり基本に戻って自分の役職を見直すべく、このような研修を受講することをお勧めいたします。

【研修内容】

①リーダーシップの向上と組織における管理職の位置
管理職を含めた組織の形とは。
自己のコミュニケーション能力の現状と、リーダーシップに必要なコミュニケーション能力。
成果主義の人材を養うためのポイント。

②マインドパフォーマンス
幹部としての意識を見直し、存在意義を確認。
また、事業を行ううえで必要となる心の在り方、ビジネス心理学
最重要活動について。

③部下を育成しつつ、自己の成長を促すには
教育者として見た場合の管理職について。
育成の重要性と、適切な育成方法(叱り方・褒め方)
OJTについて。

④コーチング
コーチングスキルを利用しての部下指導とコミュニケーション。
ロールプレイとケーススタディによるスキルアップ。

⑤タイムマネジメント
資源として考えた時間の有効利用。
各業務の重要度を踏まえたうえで優先順位を見極める。
時間管理マトリックスについて。

⑥プレゼンテーション
内容構成と伝え方、及び表現の仕方。
プレゼンテーションに必要なのは、慣れか学習か。

⑦ネゴシエーション
業務の全ては交渉である、という考え方。
質問する力。

⑧ファシリテーション
会議における議長としてのスキルと運営ポイント。
緊急会議の進め方。

介護職の女性管理職研修

介護職に就いているのは多くが女性であるため、今回ご紹介する管理職研修は女性を対象としたものです。
介護職やその施設においても、管理職研修の必要性は高いと考えられています。
そのためか、この研修は1回1回を1日かけてじっくり学び、ひとつひとつの必要な能力を確実に高めていく内容となっています。
コースは以下の全5回。つまり、5日かけて学ぶ管理職研修です。
計5日もかける緻密な内容のため、もちろん研修費も決して安価ではありませんが、その分効果は高いと言えるでしょう。

コミュニケーション能力について
 ・職員との関係を深めるために態度を変えてみる提案。
 ・部下の不満と向き合うことによって問題点に気付く可能性。
 ・人材流出を防ぐ方法のひとつとして、職員同士の関係を知る。

②自立型人間について
 ・部下の見本となるための行動・言動の上達。
 ・部下への伝達力を高める。
 ・部下と施設長間のパイプ役として会話力を磨く。

③指導力について
 ・部下の心情を理解した上での正しい叱り方。
 ・ミスが多い、又は作業が遅い部下の適切な育て方。
 ・部下の自立心向上を目指した権限委譲の方法。

④組織力について
 ・職員同士の繋がりを生み出すそれぞれの“居場所”。
 ・役割分担のシステム化について。
 ・参加型ミーティングについて。

⑤経営力について
 ・ミーティングなどに1分間スピーチを盛り込む。
 ・施設の魅力を高めるためには。
 ・施設利用者やその家族の満足度を高めるために。

上級管理職研修

以前にも上級管理職研修について少しお話しさせていただいたことがありますが、今回のものはそれとは違う管理職研修を例としていますのでご注意ください。
今回取り上げる上級管理職研修は、管理職にあるべき役割を再度自覚し、具体的な業務向上のための案を考え実行する力を備えることを目的としています。
あらゆる企業で導入されている研修内容で、この研修のおかげで多くの管理者からマネジメント姿勢に対して変化が実感できると評判です。

【内容】

①講義・部長に求められる今後の使命。
 ・・・行動になかなか移せないのは何故か。

②実習・壁を乗り越える・その1
 ・認識(企業の環境変化と、それに対応する方法)
 ・判断(正否の判断と、そこから考えられる具体策)

③講義・部下を変えるためには
 ・・・まず部長自身が変わることの意識・行動改革。

④実習・壁を乗り越える・その2
 ・行動・起こすべき行動の計画→発表

⑤討論・壁を乗り越える・その3
 ・継続・意思表示をして明確にする。

以上の内容で、上級管理職研修に要する日数は2日間。
時間にして、計13時間ほどとなります(休憩を除く)
講義と実習を交互にとりいれているので、耳にしたことを即座に試せる、実践的な管理職研修といえるでしょう。
研修の時間内には、これらの内容の他に講師による講評や感想文の作成などもあるので、事業に活かせることはもちろん、次の管理職研修へと繋げられることも期待されることでしょう。

管理職研修講座

今回ご紹介するのは、管理職研修・・・ではなく、管理職研修の講座となります。
管理職研修について奥深く学ぶ講座なので「エグゼクティブ講座」と称されることも。
管理職研修講座の対象となるのは、当然管理職の方・トップマネジメント・マネージャーなどです。

この研修(講座)の概要は、主にプロジェクトマネジメントについて学ぶことです。
現代における世界的な動向をとらえつつ、実践的かつ効果的なプロジェクトマネジメントについて考えていきます。
中でも、動向を知るということに対して、この研修(講座)は特徴があります。
プロジェクトマネジメントについて原理や原則の本質を理解し、それによる動向把握、その結果として会社・企業への導入や進化の方向などを考察していきます。
管理職研修講座の目的を簡潔に述べると、以下のとおり。

・現代におけるプロジェクトマネジメントについて、本質を理解する。
・プロジェクトマネジメントに関して、世界的に視野を広げてその動向を把握する。
・会社におけるプロジェクトのサポートについて、効果的な方法を学ぶ。

【研修内容例】

①現代におけるプロジェクトマネジメントの本質について
②プロジェクト成功、および失敗した場合の原因分析
③プロジェクトマネジメントに関することの、世界的な動向を把握
④プロジェクトマネジメントの成熟度をモデルに表してみる
⑤プロジェクトを成功させる(またそのための確立をあげる)ためにすべきこと
⑥プロジェクトマネジメントオフィス(PMO)

指導・育成コース

この管理職研修は、部下や社員の育成に携わる管理者や中堅社員を対象にしたコースですが、指導・育成といっても、社員の個性を活かすというところに重点をおいています。
個性を活かすということは、社員に自信ややる気を持たせて長所を伸ばすということです。
こうして個々の能力を最大限に引き出して活用することは、事業のよりよい展開、ひいては企業の拡大にもつながります。
目標は、当然のごとく以下のとおりです。

・OJTについての基礎的、専門的な知識を学び、習得。
・コーチングやNLPセミナーによる部下や社員の育成指導。
・部下の能力を活かすための、人の見方の取得。
・部下や社員との間に信頼関係を築き、職場の活性化を図る。

【内容】

①基本的な指導・育成方法
 ・指導の目標、及び課題
 ・指導内容と実践方法
 ・指導と育成の流れ

②OJTとNLP
 ・OJT、NLPとは?
 ・OJTの理論
 ・実践で試すOJT

③コーチングについて
 ・コーチング概要
 ・コーチングロールプレイ

④OJT実施の計画を立てる
 ・計画書の作成
 ・効果の確認

管理職に必要なのは、部下の個性を活かし能力を最大限に活用する能力ですが、そのためには部下との間に信頼関係がなくてはなりません。
それができる管理者こそ、真のリーダーであるといえます。
この管理職研修は、企業という場に限らず、どのような場面でも活用できるということで好評だそうです。
また、OJTの計画書も実際に活用できるものなので、けっして無駄にはなりません。

コーチング・スキル実践コース

コーチング・スキル実践コースは、ライン管理者やチームリーダー、プロジェクトリーダーを対象とした管理職研修のコースです。
ライン管理者、チームリーダー、プロジェクトリーダー・・・これらの人々は、ストレスやプレッシャーのかかりやすい仕事をしている人々を育成し、支援する立場にいます。
それらを踏まえて、この研修では次のようなことを目標としています。

・部下やチームメンバーからの信頼を得ると同時に、自己改善のきっかけを掴む。
・業務遂行方法の改善に努めるメンバーを、コーチングやNLPセラピーによって助力する。
・GROWモデルを使用した対話で、コーチングを効果的に進める。
・個人、チーム、組織、というそれぞれの規模においての変革をコーチングをとおして目指す。

【内容例】
内容はコーチングやNLPの実践を主としています。
講師もコーチングのプロやNLPビジネスコンサルティングを迎えての、本格的なものとなっています。
①変革に臨むにあたって
②自覚とオーナーシップを促すコーチング
③コーチングの阻害要因について
④コーチングの指針とは
⑤コーチング演習
⑥実践方法について

GROWモデルとはコーチングを進めるにあたってのステップです。
目標・・・Goals
現実・・・Reality
選択肢・・・Option
決意・・・Will
これらの頭文字をとってこの名がつけられました。

この管理職研修は、企業で実践できるGROWモデルをはじめとしたコーチングやNLPを学ぶ場でもあります。
ここで習得した能力の有益さは、実際に参加した管理者の方々が以下のように実証済みです。
・「指導的」ではなく、「支援的」な行動によるリーダーシップを習得できた。
・実際の課題をコーチングして解決できたため、自信がついた。
等。

人事労務問題への対応方法

人事労務問題は、管理職において直面しやすい問題のひとつです。
それでいて、社内やチーム内に影響を及ぼしやすい問題であるため、慎重に対応しなくてはなりません。
この管理職研修では、そのための対応方法や人材セミナーの進め方などを学びます。
また、人事労務問題から関連して、よりよいチームワーク作り、プレゼンテーションやディベート進行のスキル、さらにはご自身のリーダーシップの向上も目的のひとつです。

【内容例】
人事労務問題についての管理職研修では、多くの場合が実際に起こり得る問題を講義で取り扱っています。
例えば、数人で構成されるグループをいくつかに分け、それらグループに個別に問題を与えます。
グループのメンバーは与えられた問題について検討を重ね、導き出した解決方法を発表します。
その後、その方法についての質疑応答がされ、最後に講師からの講評を受けるという流れです。
この研修で扱われる実際に起こり得る問題には、以下のものが例に挙げられます。

①時間外労働を拒む社員への対応方法
社員に残業を命じるのはどんな場合か?
そして、どのような理由で社員に納得してもらうか。

②遅刻や欠勤が多い社員への対応方法
口頭で注意するだけでは効き目がない場合の対応方法は?

③職場のメンバーと協調しようとしない社員への対応方法
注意しても改まらない場合の対応方法は?

これはほんの一例で、テーマや講師の専門によってかわることがあります。
また、人への対応方法に関連して心理学を応用した研修や、NLP(神経言語プログラミング)を取り入れた管理職研修もあります。
中でも、NLPトレーナーをむかえての管理職研修は、実際の組織運営においてもよりよく活用できると評判のようです。

能力の活用

管理職に必要な能力は大きく分けて3つあるととある研修では言われています。
しかし、それらの各々の重要度は管理職の階層や現場の課題によって違います。
ご自分が携わる環境に即した管理職研修というものを考慮しなくてはなりません。

ちなみに、3つの必要な能力とは以下のとおりです。

①組織マネジメント
いわずもがな、管理職に欠かせない使命であり、もっとも重要な能力です。
自分が今置かれている立場を明確にしたうえで、あらゆることに対応できる柔軟な思考や視点を持ち、組織の存在意義に沿って組織全体をまとめ上げなくてはなりません。
その重要性を理解したうえで組織を引っ張り上げていくことにより、組織マネジメントの力は高まります。

②人的管理
組織を上手く動かすのはどんな力か、となると、それはやはり人間の力でしかありません。
その人間とは職場の人間ひとりひとりです。
職場のメンバー個々の能力を引き出して、もっとも適した場に活用するのは、管理職に重要な役割なのです。

③業務革新の力
業務をさらによりよいものへと向上させる、課題の解決や目標達成する力です。
また、それ以外にも、これまでに培ってきた業務遂行のノウハウを次の世代、さらに次の世代へと伝えて行かなくてはなりません。
これも、管理職に必要な、業務革新に関わる能力です。

これら3つの力を総合的に活用することにより、管理職としての能力は組織になくてはならないものとなります。
能力を持っているだけではいけないのです。
必要なときにこそ正しく使うことが重要であり、研修ではそれらを体得することが狙いとなります。

発見力をつける

発見力とは、気付くべきことに気付く力です。
気付くべきこととは、例えば、知らないうちに見過ごしてしまっている障害、また一般的には気付きにくい隠れた問題などです。

なくした物を探している本人は見つけられないのに、他人がいとも簡単に見つけてしまうことがあるのと同じで、この発見する力というものは人によって違います。
しかし、この力は問題に気付こうと意識して生活することで養われていきます。

発見力をつけることの目的は、事業や部下に抱える問題に気付くこと。
これは管理職にとって特に必要な能力といえるでしょう。

こういった発見力を身につけるには以下のプロセスが必要です。

①物事に関心を持つ
事業内容の細部や部下の行動に自然と注意が惹かれるようになることから始まります。

②疑問を抱く
物事をただ眺めているのではなく、そこにある違和感に気付かなければなりません。

③疑問の理由を考える
違和感・疑問を抱くことになった理由を考えて、原因をつきとめます。

・・・さらに、原因をつきとめた暁にはその改善に努めなければなりません。
それには、判断基準を明確にして、仮説・検証を繰り返すことが必要となります。

そのため、発見力をつける研修では上に挙げた3つのプロセスについての講義だけでなく、実習を取り入れた問題解決にいたるまでのノウハウも学べるのが一般的です。
どんな研修でも、実習は実際に起こり得る問題をとりあげて行われます。
研修で実際に自ら問題に取り組んでみることで、問題解決のための発見力、及び解決力が身につくのです。