管理職の人柄

管理職研修のコースやプログラム例等を紹介・説明している当サイトですが、たまには息抜きも兼ねて管理職のなんたるかについてもお話ししてみたいと思います。
つまり、当サイトそのものが研修であるともお考えいただけると幸いです。

管理職を務める者に特に必要なのはなんでしょうか?
キャリア、経験、能力、知識、様々あるでしょう。
しかし、筆者の個人的な意見ですが、これらもさることながら管理職には人柄も必要だと考えています。
人柄というのは、性格の良さやコミュニケーション力ばかりではありません。
特に表面化するものではありませんが、他人に対する考え方も含まれていると思います。

他人に対する考え方・・・簡単に表現してしまえば、対象の人物を好きか嫌いかということです。
対象が人であれ物であれ、個人的な好き嫌いだけで態度や判断を決めてしまうのは人間としてよくある癖です。
好きだと思っているなら良いのですが、嫌いだと感じるとどうしても態度が粗雑になりがちです。
人間としてよくある癖とはいえ、管理職に就いている方にとってそんなことはあってはなりません。
部下や取引相手に対して抱く感情が好き嫌いのどちらであっても、友好的であったり信頼感のある態度をとる必要があります。
もちろん、管理職に限らず平社員であっても必要な心得ですが、管理職の場合は人の上に立つ立場ですので、その必要さがよりいっそう顕著になるのです。

この一定の態度をとることができる代表的な例が、コミュニケーションに関する資格を持つ方々でしょう。
NLP資格を持つNLPトレーナーやコーチング資格を持つコーチなどは、一定の態度をとる努力をするまでもなく、よりよいコミュニケーション方法を心得ていますからね。
こういったコミュニケーションについて学ぶだけでも、管理職としての在り方は良い方向に変化をもたらします。

日清食品の新任管理職研修

・・・今回は趣向を少し変えて、有名企業の管理職研修についてお話してみます。

その筋では有名は話ですが、日清食品の場合。
こちらの企業で2003年から行われるようになった新任管理職研修は、なんと無人島で行われるのだとか!
無人島なんかで何をもってして管理職研修とするのかというと、登山を4時間、テントを設営し露営、そして日清食品の代表商品であるチキンラーメンを食べるという・・・
ちなみに、その管理職研修を行っているあいだ、自分たちで調達する水を除けば、食べるものはチキンラーメンだけと指定されているのです。

このような異色の管理職研修。
いったい何を目的としているのでしょうか。

それは、「骨太の管理職」を育成すること。
無人島で過ごすということは、身体的にも精神的にも強靭でなくてはいけません。
そういった状況に負けることのない精神力を宿すために修行し、成長を目指すのだとか。
そして、決め手はチキンラーメン。
日清食品の代表商品であるこれを食すことで、インスタントラーメンの価値を再認識しようということだそうです。

以前は無人島で行われたこの新任管理職研修ですが、最近はとある山中の禅寺で実施されているようです。
無人島に代わって禅寺で行われる管理職研修の内容は、座禅、写経、そして滝業での修行。
・・・確かに、これは精神的に強くなれそうですね。

無人島というのは極端な例かもしれませんが、別荘での集中講習だとか自衛隊の体験入隊といった「鍛える」ことを目的とした管理職研修は珍しくありません。
実はこれらを管理職研修として行っている企業は多々あるのですよ。